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AI画像生成の商用利用・著作権ガイド

AI画像生成ツールで作った画像を商用利用する際の注意点・著作権の考え方を解説します。

このガイドについて

AI画像・動画生成ツールで作成したコンテンツを商用利用する際に、事前に知っておきたい基本事項をまとめています。

Midjourney・DALL·E・Adobe Fireflyなどの画像生成ツールに加え、Runway・Pika・Kling AIなどの動画生成ツールについても触れています。

免責事項: このガイドは情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。商用利用の可否判断は各ツールの最新利用規約を必ず確認し、重要な場面では専門家(弁護士等)への相談に基づいて行ってください。


商用利用とはなにか

「商用利用」とは、営利目的でコンテンツを使用することを指します。以下のような用途が一般的に商用利用に該当するとされていますが、ツールの利用規約による定義が優先されます。

  • ウェブサイトやECサイトへの商品画像・バナー掲載
  • YouTube・SNS等の収益化コンテンツへの使用
  • 広告・プロモーション素材
  • クライアントへの納品物(デザイン、映像等)
  • 素材集・テンプレートとしての販売・頒布
  • 印刷物(チラシ、書籍等)への使用

「商用利用」の具体的な範囲はツールの利用規約によって異なる場合があります。各ツールの公式利用規約で定義を確認することを推奨します。


確認すべきポイント

1. 公式規約で商用利用が認められているか

各AIツールの利用規約(Terms of Service)が商用利用を認めているかどうかが、最優先の確認事項です。商用利用の可否はツールの公式規約の定義が優先されるため、利用規約の該当箇所を必ず確認してください。規約は予告なく変更される場合があるため、利用前に最終更新日も確認することを推奨します。

2. 無料プランと有料プランで条件が違うか

多くのAIツールでは、無料プランと有料プランで商用利用の条件が異なります。無料プランでは透かし・解像度・クレジット表記・利用可能な用途などに制限がある場合があります。Pika・Kling AIの無料プランは商用利用不可とされています(確認時点)。プランを問わず、最新の公式情報を確認することを推奨します。

3. 透かしやクレジット表記の条件があるか

透かし(ウォーターマーク)を除去できることと、商用利用が認められていることは別の問題です。有料プランで透かしを消せても、利用規約上の商用利用条件を別途満たす必要がある場合があります。また、ツール名やサービス名のクレジット表記を求める規約があるかどうかも事前に確認してください。

4. 生成物に第三者の権利が含まれていないか

AIが生成したコンテンツに、既存のキャラクター・ロゴ・商標・著名人の肖像・第三者の著作物の特徴が含まれている場合、著作権・商標権・肖像権等を侵害する可能性があります。このリスクはどのツールを使用した場合にも生じる可能性があり、ツールの利用規約上の商用利用許可とは別に対応が必要です。商用利用の前に、生成物が特定の権利者の権利に抵触していないかを確認することを推奨します。

5. 素材・テンプレート・アップロード画像の権利に問題がないか

Canvaのように素材・テンプレート・アップロード画像を組み合わせてコンテンツを作成するツールでは、AI生成部分だけでなく、組み合わせた各素材それぞれの権利条件を個別に確認する必要があります。ツールが提供する素材には商用利用に条件が付く場合があり、アップロードした画像を使用する場合はその素材の権利処理も別途必要になる場合があります。素材ごとのライセンス・規約を個別にご確認ください。


主要ツール別まとめ(確認時点の目安)

以下の表は、このサイトの lastReviewed 時点の調査に基づいた目安です。実際の条件はプラン・時期によって変更される可能性があります。詳細は各ツールの詳細ページおよび公式利用規約でご確認ください。

画像生成ツール

ツール名商用利用の目安詳細
Adobe Firefly〇(条件あり)詳細を見る
DALL·E〇(条件あり)詳細を見る
Midjourney△(プランにより異なる)詳細を見る
Canva AI画像生成△(プランにより異なる)詳細を見る
Leonardo AI△(プランにより異なる)詳細を見る
Stable Diffusion△(モデル・ライセンスにより異なる)詳細を見る

動画生成ツール

ツール名商用利用の目安詳細
Runway〇(条件あり)詳細を見る
Pika△(プランにより異なる)詳細を見る
Kling AI△(プランにより異なる)詳細を見る

凡例:

  • 〇(条件あり): 確認時点の公式情報で商用利用できる場合があるとされています。利用規約・プラン・コンテンツ内容等により制限される可能性があります
  • △(プランにより異なる): 無料プランでは商用利用不可、有料プランでは商用利用できる場合があるとされています。プランや条件の詳細は各ツールのページでご確認ください

この表は法的判断の根拠ではありません。必ず各ツールの最新公式情報をご確認ください。


よくある質問(FAQ)

Q. 無料プランで生成した画像・動画は商用利用できますか?

ツールとプランによって大きく異なります。Pika・Kling AIの無料プランは商用利用不可とされています(確認時点)。一方、Runway・DALL·E・Adobe Fireflyは全プランで商用利用できる場合があるとされています(確認時点)。いずれも条件は変更される可能性があるため、利用前に各ツールの最新利用規約とプラン条件を必ずご確認ください。

Q. 透かし(ウォーターマーク)が入っていても商用利用できますか?

透かしの有無と商用利用の可否は、別の問題として扱われる場合があります。透かしが入っていても利用規約上は商用利用が許可されている場合がありますが、透かし入りコンテンツの実用的な商用利用は困難な場合がほとんどです。また、透かしを無断で除去することがツールの利用規約に違反する可能性があります。各ツールの規約をご確認ください。

Q. 生成コンテンツの著作権は自分に帰属しますか?

ツールの利用規約と日本の著作権法の両面から確認が必要です。多くのツールでは「ユーザーに権利が帰属する」または「ユーザーに商用利用ライセンスを付与する」としていますが、プラットフォームが一定のライセンスを保持する条項を設けているツールもあります。AI生成コンテンツの著作権の法的扱いは日本でも整備・議論中のため、重要な商用利用の場面では専門家への相談を推奨します。

Q. SNS広告に使っても問題ありませんか?

利用するツールの商用利用許可の有無に加えて、以下の点も個別に確認することを推奨します。生成コンテンツに第三者の著作権・商標・肖像権等に関わる要素が含まれていないか、ツールの利用規約で広告利用が制限されていないか、掲載するプラットフォームのポリシーに抵触しないか。これらは各ツールの最新公式情報と必要に応じて専門家への確認に基づいて判断することを推奨します。

Q. 生成した画像・動画を素材として販売できますか?

素材集・テンプレートとしての販売(再頒布)は、ツールによって明示的に禁止または制限されている場合があります。利用規約の「再頒布」「再販」「サブライセンス」に関する条項を事前に確認してください。ツールによって扱いが異なるため、各ツールの最新公式情報でご確認ください。

Q. クライアントへの納品物に使っても問題ありませんか?

商用利用を許可しているツールでは、クライアントへの成果物納品は一般的に想定される商用利用の範囲に含まれる場合があります。ただし、納品物に含まれる生成コンテンツへの第三者の権利侵害リスク、ツールの利用規約上の制限の有無、クライアントが求めるコンプライアンス要件等を確認した上で使用することを推奨します。


注意事項

  • 各ツールの利用規約は予告なく変更されます。定期的に公式規約を確認してください
  • このサイトの情報は各ページの lastReviewed 時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください
  • AI生成コンテンツに関する著作権・知的財産の法的解釈は、日本を含む各国で整備・更新中です
  • 重要な商用利用の場面では、法律の専門家(弁護士等)への相談を推奨します

情報の鮮度:最終確認日 2026-05-05(次回確認予定 2026-08-05)

このガイドは情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。商用利用の判断は各ツールの最新利用規約と専門家への相談に基づいて行ってください。

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